GitLabは米現地時間12月14日、Opstraceを買収したことを発表した。
今回の買収により、既存のDevOpsプラットフォームとともに任意のクラウド、データセンター、またはGitlab.comにデプロイできるオブザーバビリティプラットフォームが実現するとしている。
GitLabは、Opstraceを活用することにより、コードのガイド付きinstrumentation、パフォーマンス改善にともなう最近のパフォーマンスの低下に対する知見、マージリクエストによるレビュー環境からのパフォーマンスフィードバック、デプロイメントの自動ロールバック、インシデント発生時の迅速な調査とトリアージといった機能を提供。これにより、快適な開発者エクスペリエンスを創造するという。
GitLab CPO(プロダクト最高責任者)スコット・ウィリアムソン(Scott Williamson)氏は、「OpstraceによってGitLabが提供するDevOpsプラットフォームをさらに拡張し、業界で初めてコラボレーティブなオブザーバビリティソリューションを標準搭載することをとても楽しみにしています。今後もオブザーバビリティエクスペリエンスの改善に向けて開発者や運用担当者のコミュニティを育て続け、デプロイメントの安全性を確信し、本番環境停止を素早く抑制できる統合されたオープンソースプラットフォームをより多くの開発者が利用できるようにしたいと考えています」と述べている。
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