GMOインターネットは、1月24日開催の取締役会において、イエラエセキュリティの既存株主から株式を譲り受けることを決定。これにより、GMOインターネットグループとして、電子認証サービスを中核としたセキュリティ事業に加え、サイバーセキュリティ事業にも本格参入することを発表した。
なお、グループジョインにともない、イエラエセキュリティは3月の定時株主総会における議案承認を前提として「GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社」に商号を変更予定だとしている。
これにより両社は、技術力を結集し、低価格で国内最高品質のセキュリティサービスの開発・提供を推進。グループのインターネットインフラサービスを利用している1,211万の顧客に向けたセキュリティソリューションの展開ならびに、サイバーセキュリティ事業を通じて国内全体のサイバーセキュリティレベルの引き上げに貢献していくという。
また、新拠点「GMOタワー」内に、国内最大規模の「GMOサイバーセキュリティセンター」を設立。グループ内の専門人財の交流・育成を行うことで、次世代を担うトップエンジニアやホワイトハッカーの育成、技術力のさらなる向上に向けた取り組みを加速するとしている。
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