KDDI、沖縄セルラーは3月24日から「迷惑メッセージブロック機能」を、au・UQ mobile・povoのスマートフォンユーザー向けに無償提供すると発表した。2022年度内に提供予定の「迷惑SMSを受信前に自動でブロックする機能」の開始まで、アプリをインストールすることで無償で利用できるという。

「迷惑メッセージブロック機能」は、トビラシステムズが警察・自治体からの情報提供や独自調査を基に構築した「迷惑情報データベース」を活用したもの。迷惑SMSやメッセージを自動的に検知し、迷惑フォルダへの振り分けや警告表示を行うという。同機能は、2019年から「迷惑メッセージ・電話ブロック」の一部として、auスマートパスプレミアムおよびauスマートパスの会員向けに提供していたが、巧妙化するフィッシング詐欺などへの対策として、対象者を拡大することになったとしている。
なお「迷惑電話ブロック機能」は現行通り、auスマートパスプレミアムおよびauスマートパスの会員向けの提供だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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