アクセンチュアは、Celonisと戦略的提携を締結したことを発表した。同社は、自社のツールやプラットフォームにCelonisのデータ主導による業務実行管理機能を組み込むことで、さらなる業務の可視化や意思決定に活用していくという。
元々Celonisのソリューションを活用して顧客の業務プロセスの最適化と、データ品質管理やレガシーアプリケーションの統合などに関する課題を両社で共有。同時に調達業務の改善や業務プロセス、資本の最適化においてもCelonisのソリューションを活用していたという。
今回の戦略的提携では、Celonisのプロセスマイニングや業務実行管理機能と、アクセンチュアのライフサイクル・マネジメントや自動化に関する業務経験が組み合わされる。これによって、顧客側の非効率な業務プロセスを特定し、データに基づく対応策を自動的かつ即座に講じることが可能になるという。
両社は今後とも、顧客の徹底的な効率化を迅速に実現できるよう尽力していくとしている。
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