NECは、東北大学サイバーサイエンスセンター(以下、東北大学)からベクトル型スーパーコンピュータによるクラウドサービスを受注したと発表した。
同サービスは、NEC神奈川データセンター内に設置した「SX-Aurora TSUBASA」を、国立情報学研究所の学術情報ネットワーク(SINET6)を経由してサービス提供するもの。今回、東北大学が2020年10月より運用を開始しているスーパーコンピュータAOBAと同サービスを連携し、従来と比較して2倍以上の大規模な計算が実行できる環境を提供するという。さらに、疑似量子アニーリングの大規模利用環境も提供することで、量子・古典ハイブリッドでの先進的な計算サービス環境を実現するとしている。
なお、東北大学は2022年10月から運用開始する予定だという。
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