日本気象協会は、高精度な気象データをAPI形式で提供する「Weather Data API」にて、世界196ヵ国の任意地点の天気、気温、降水量などの様々な気象データを取得できる「グローバルデータ(Global)」を、6月27日より提供開始した。
同サービスの利用により、日本と海外の気象データを継続的、網羅的に取得が可能に。120時間(5日間)予報や8週間先の長期予報など、これまで取得できなかった気象データを今回新たに提供するという。
サービスの特徴は以下のとおり。
- 日本気象協会独自の精度の高い予測
- 2018年以降の過去実況値~8週先の予測が取得できる
- 過去平均値(1993~2016年の平均値)を取得でき、平均的な気象との差を把握しやすい
- 時間別の予測は120時間先まで、日別の予測は14日先まで(プランによる)
同協会は今後、同サービスを通じて国内外のビジネスの活性化を「気象データ活用企業」として支援していくとしている。
【関連記事】
・ドーモとウェザーニューズ、気象データと連携可能なコネクターを提供開始 1km四方の気象情報が取得可能
・Specteeと日本気象協会、福井県が「AI路面状態判別技術」の新実証実験へ
・日本気象協会、データ駆動社会の実現に向けた実証実験を行う