ドーモは、企業のビジネスと天候の関係を可視化するべく、ウェザーニューズの天気予報との連携が可能なコネクターを開発・提供を開始したと発表した。
本サービスでは、ウェザーニューズが気象データ提供・分析サービス「WxTech(ウェザーテック)」で提供している、1kmメッシュ(1km四方)の高解像度の気象データを活用する。
ウェザーニューズの気象データとの連携が可能なコネクターにより、「Domo」を導入している企業は天気、気温、降水量、気圧、風速、相対湿度など、指定した場所の1km四方のピンポイントな気象情報を取得できるようになるという。短期予報は72時間先までの1時間おきの天気予報、中期予報は10日先までの 1 日ごとの天気予報が含まれ、過去の気象データも1kmメッシュのピンポイントな情報を取得可能とのこと。
さらに、あらかじめ指定した緯度・経度の気象情報を取得できるため、全国に店舗を展開している企業では、店舗ごとに詳細な気象データとビジネスデータと組み合わせて、新たな分析が行えるようになるという。
具体的な例としては、過去の店舗周辺の気象データと各店舗の売上実績データを紐づけると、今年の売上予測を立てることが可能になるとのこと。特に生鮮食品を取り扱っている店舗で、日々の仕入れ情報や来店者の予測に本コネクターを活用し最適な仕入れ数を導くことで、社会問題になっている“食品ロス”削減の効果も期待できるとしている。
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