GMOグローバルサイン・HDと不動産情報サイト「SUUMO」を提供するリクルートは、賃貸業界における不動産事業者の業務効率化およびユーザーエクスペリエンス向上支援のため、7月1日に業務提携を開始したことを発表した。
今年5月18日に改正宅建業法が施行され、賃貸借取引における電子契約の利用が可能になったことを受け、賃貸業界における不動産業界全体のDXをさらに加速させるため業務提携に至ったという。
GMOグローバルサイン・HDでは今年3月、改正宅建業法施行に先駆け、不動産事業者からニーズの高い機能を盛り込んだ業界特化型パッケージ「電子印鑑GMOサイン for 不動産DX」を発表。
一方、リクルートでは、1976年より不動産・住宅領域のサービスを提供しているほか、2021年12月には不動産賃貸会社の業務支援サービス「申込サポート by SUUMO」の提供を開始するなど、賃貸業界における不動産会社の業務効率化を支援している。
今後は、「電子印鑑GMOサイン」と「申込サポート by SUUMO」を通じて、業務負荷・コスト負担に課題を抱える不動産事業者の契約業務効率化、賃貸物件を検討する利用者の契約リードタイムや手間の削減に貢献するとしている。
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