Apptioは、エイチ・ツー・オーリテイリング(以下、H2Oリテイリング)が、IT投資管理高度化、IT投資判断の迅速化と精度向上を支援するApptioのSaaSソリューションを採用したと発表した。
H2Oリテイリングは、急速なデジタル化・オンライン化に対応するために、3年で260億円を投資し、DXに向けた新たなIT基盤の構築と現行システムの再整備を実施するという。この取り組みを推進するにあたり、IT予算の予実管理の精度向上、投資対効果の正確な測定、ユーザー部門への納得感のあるITコスト構造の説明などの課題を解決するため「Apptio」を採用。現在は、IT投資管理の工数削減とコストデータ一元化、および予実各種分析レポートの自動化に取り組んでいる。
Apptioは今後、ITコスト構造をアプリケーション、プロジェクト、利用部門別で詳細に可視化し、利用部門との協業を推進。計画フェーズから予実管理まで一元管理することで、IT投資の意思決定をスピードアップするとともに、最適化を通じたコスト削減も目指すとしている。
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