弁護士ドットコムは、東京都が、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」による試行運用を開始したと発表した。
東京都では、2021年3月に作成した「シン・トセイ」を進めるため、「シン・トセイ2」として、これまでの構造改革の実践と成果を振り返りつつ、2025年度「デジタル・ガバメント・都庁」の基盤構築に向けて、取り組みを進めている。
その一環として、11月から電子契約サービス導入の試行運用を、対象とする契約組織・契約種別を限定して開始。対象課所は財務局経理部総務課、契約第一課、契約第ニ課だという。
クラウドサインの導入にあたっては、書類や対面で行っていた契約業務全般をデジタル化し、業務の最適化とDX施策の加速を目的とする。書類による対面業務をなくすことで、都民および自治体職員の利便性向上と、新型コロナウイルス感染防止にも寄与し、契約業務における効率化やコスト削減も見込んでいるという。
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