ROBOT PAYMENTは、「1click後払い」の提供を開始したことを発表した。今回は、請求管理ロボから発行される請求書を対象として先行してサービス提供を開始し、今後はすべての請求書に対応予定だという。
「1click後払い」(特許申請中)とは、売り手企業が発行した請求書を受領後、買い手企業がカード決済を選択できるサービス。米国などの諸外国では、既にクレジットカード利用による後払い決済が法人間にも取り入れられ、市場も拡大しているという。
請求管理ロボを利用中の企業は、設定画面から「1click後払い」用の請求書を発行できるように設定することで利用可能。カード払いの案内文と申請フォームへのリンクが、発行された請求書の下部に記載されるという。請求書を受け取った買い手企業が「1click後払い」を利用すると、その利用手数料はバイヤー負担となり、売り手企業はシステム利用料・手数料負担なしで、未回収リスクを軽減することができるとしている。
また、買い手企業はクレジットカード利用で最大60日間のキャッシュアウトの延長が可能になるなど、銀行融資やファクタリングよりも手軽で、新たな資金調達手段になるという。
同社は今後、すべての請求書において「1click後払い」を活用できるようにし、カードブランドの拡充・連携強化も実施するとしている。
【関連記事】
・アパホテル、「バクラク請求書」「バクラク申請」を導入 請求書処理の効率化やコスト削減を実現
・ニチガス、請求書の電子データ化など経理DXを推進
・NEC、ペーパーレス化推進のため「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入