Helpfeelは、「エンタープライズサーチ(企業内検索)に関する実態調査レポート」を発表した。
同調査では、社内情報を検索・活用する際の課題感を明らかにするため、特に情報管理分野のDXが求められる従業員数2,000人以上の規模の企業で働く400名を対象に実態調査を実施している。
調査結果まとめ
- 1日の中で社内情報を調べている時間は平均1時間5分
- 社内情報を調べた結果、社員の約77%が自己解決できていない
- 自己解決出来なかった際、問い合わせる先として、70%が「上司や同僚」、59.8%が「関連部署」を選択
- リモートワークを行う社員の中で、約54%が「リモートワークで以前より社内情報を見つけづらくなった」と回答
- 社内の情報を見つけづらい、整備されていないことでストレスを感じた社員は約69%
調査結果によると、社員が社内情報の検索にかける時間は平均約1時間以上。また調べても自己解決出来ない割合も約77%と高い数値を示している。また、自己解決できなかった結果、上司・同僚・関連部署に問い合わせる社員が大半であり、他の社員の時間も奪ってしまい、会社全体の生産性を下げてしまっている可能性が見て取れるという。
さらに、リモートワークが増える中で社内情報の整理、検索がより困難に感じる社員は多く、社内情報をすぐに手に入れられない状況は、社員の不満を蓄積させ、トラブルにつながるリスクを高めるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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