オラクルの戦略物流を支援するアプリケーション「OTM」は、船便・航空便などの輸送手段・タリフ(運賃表)、配送物の入荷・着荷・在庫の状況などを海外販社、製造子会社、物流子会社などの関連会社を含めて見える化する企業横断的な取り組みを支援するソリューション。
最新の市場動向に合わせた最適な物流計画と実行の指示・監視による物流の見える化、輸送費や在庫の削減による物流の減量化、納期短縮によるサービスレベル向上、さらに輸出規制等のコンプライアンス対応などの多様な効果があり、流通在庫の削減による営業キャッシュフローの改善を支援する。
一方の日本HPは、国内外での豊富なシステム構築実績をもとにしたシステム構築手法「HP GlobalMethod」をもとにシステム構築サービスを提供してきた。今回の協業により、日本HPでは専任技術者を配置し、「HP GlobalMethod」として製造業に提供してきた導入サービスに、自社での物流管理システム導入の経験を反映し、「HP GlobalMethod / Oracle Transportation Management」として提供する予定だという。