住友生命保険(以下、住友生命)は、タニウムが提供する統合型エンドポイント管理プラットフォーム「Tanium」を採用したと発表した。
住友生命では、社内の約50,000台の端末へのアプリケーション更新やセキュリティパッチ適用に、全国の拠点に約1,200台設置している専用サーバーを用いた配信システムを使用している。同配信システムの更改にあわせた新たな取り組みとしてTaniumを導入することで、サーバー機器を撤廃し、機器の保守・維持コストの低減や、温室効果ガス排出削減が可能になるという。
また同システムの導入によって、これまで保守・維持にかかっていたコストをデジタル投資にシフトすることが可能になったとのこと。「人」によるサービスに、「デジタル技術」を融合したサービス提供を実現し、顧客一人ひとりのウェルビーイングに貢献していくとしている。
住友生命は今後、端末管理の各種業務にTaniumを活用し、EDR機能の拡張も予定しているとのことだ。
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