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PingCAP、分散型SQLデータベースの最新版「TiDB 7.1」をリリース

 PingCAPは、オープンソース製品の最新版である「TiDB 7.1」のリリースを発表した。

 TiDBは、オープンソースの分散型SQLデータベースであり、データ分析により、モダンアプリケーションを強化するとのこと。同社は、最新版により、機能強化、パフォーマンス向上、ユーザビリティの向上を実現し、以下のことが可能になると述べている。

  • DBオペレーターがワークロードを制御し、テールレイテンシを改善することで、ビジネスクリティカルなワークロードを安定させる
  • アーキテクチャの強化により、少ないリソースでワークロードを高速化する
  • TiDB 6.5以降に非安定版リリースで追加された複数の強化機能や主要機能も一般利用可能。現在、TiDB 7.1で一般利用可能な機能は以下のとおり。
    • マルチテナントUX:リソースコントロール機能により、TiDBのオペレーターはワークロードごとにリソースの割り当てや優先度を設定可能。クラスタを共有する他のワークロードの影響を受けずに実行できる
    • パフォーマンスにおける安定性の向上:TiDBの基礎となる行ストレージであるTiKVには、レイテンシーの安定性を向上させる3つの改良を実施
    • マルチバリューインデックスによる柔軟性とスピードの向上:マルチバリューインデックスは、インデックスレコードとデータレコードのN:1 Mappingを可能にする。JSON配列を格納する行のメンバーシップをクエリでチェック可能
    • TTLの高速化:TiDBノード間で並列することにより、より良いパフォーマンスとリソース利用を可能にする
    • レイトマテリアライゼーションによる分析の高速化:TiDBのカラムナーストレージエンジンであるTiFlashにレイトマテリアライゼーションを追加。TiDBオプティマイザはレイトマテリアライゼーションの使用を選択できる

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