アクセンチュアは、データおよびAI(人工知能)関連事業に、今後3年間で30億ドルを投資すると発表した。顧客に対して、成長、効率化、レジリエンス(強じん性)向上を支援するため、AIを進化させ、活用できる体制を強化するという。
今回発表したAIへの投資には、以下の戦略開発、オペレーションモデル、ビジネスケース、デジタル・コア・アーキテクチャの開発支援が含まれるとしている。
- 同社の資産、業界特化ソリューション、スタートアップ企業、AI専門人材、企業買収、エコシステム・パートナーシップに投資。診断AI、予測AI、生成AIなどの新たなスキルやサービスの深化、強化につなげる
- データおよびAI関連事業では、新規採用、企業買収、社員育成を通じて、AI専門人材を8万人に倍増させる
- 新たな生成AIベースのプラットフォーム「AIナビゲーター for エンタープライズ(AI Navigator for Enterprise)」により、ビジネスケース、意思決定、指針の策定からアーキテクチャの選定、アルゴリズムとモデルの理解深耕にいたるまで一貫して支援
- 19の異なる業界向けに、データとAI活用促進のためのアクセラレータと、生成AI機能を活用した業界および機能モデルの構築を行う
- 生成AIの活用を推進するアドバンストAIセンター(Center for Advanced AI)への投資には、生成AIや様々なAI機能を活用したサービスを再構築するための研究開発への投資も含まれる
- クラウド、データ、AIの新規並びに既存のエコシステム企業との関係にも投資し、顧客へのサービスの幅に変革をもたらす
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