日本オラクルは、インテリジェント ウェイブが、アクワイアリング基幹業務サービス「IOASIS」の一部に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用したことを発表した。
インテリジェント ウェイブでは、コロナ禍のキャッシュレス決済需要拡大により、IOASISにおいてスケールアップが容易かつ高セキュリティを維持できる環境が求められていたとのこと。また、顧客からのDR要件のニーズもあり、それらの課題を解決するため、従来オンプレミスのVMware仮想環境と「Oracle Database」からなるサービス基盤を、パブリッククラウド上で実現することを決定したという。
同社は、複数のパブリッククラウドを検討した結果、従来環境でのOracle Databaseの実績、「Oracle Cloud VMware Solution」「Oracle Base Database Service」を活用した移行性、パブリッククラウドサービスとしての安定性を評価し、OCIを選定した。
これにより、2023年4月以降の新規ユーザーに対して、従来オンプレミス環境で提供していたサービス基盤を、アプリケーションや運用変更を最低限に抑えながらOracle Cloud VMware SolutionとOracle Base Database Service上に構築。サービス導入にかかる期間を約30%短縮しているという。
【関連記事】
・兵庫県三木市と日本オラクル、スマートシティ推進に関する官民連携協定を締結
・日本オラクル、ガバメントクラウド移行に関与するパートナー企業向け各種支援策を発表
・日本オラクルと富良野市、 北海道大学が産官学連携協定を締結 学生と二人三脚で社会課題解決へ
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア