日本オラクルは、インテリジェント ウェイブが、アクワイアリング基幹業務サービス「IOASIS」の一部に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用したことを発表した。
インテリジェント ウェイブでは、コロナ禍のキャッシュレス決済需要拡大により、IOASISにおいてスケールアップが容易かつ高セキュリティを維持できる環境が求められていたとのこと。また、顧客からのDR要件のニーズもあり、それらの課題を解決するため、従来オンプレミスのVMware仮想環境と「Oracle Database」からなるサービス基盤を、パブリッククラウド上で実現することを決定したという。
同社は、複数のパブリッククラウドを検討した結果、従来環境でのOracle Databaseの実績、「Oracle Cloud VMware Solution」「Oracle Base Database Service」を活用した移行性、パブリッククラウドサービスとしての安定性を評価し、OCIを選定した。
これにより、2023年4月以降の新規ユーザーに対して、従来オンプレミス環境で提供していたサービス基盤を、アプリケーションや運用変更を最低限に抑えながらOracle Cloud VMware SolutionとOracle Base Database Service上に構築。サービス導入にかかる期間を約30%短縮しているという。
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