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「Miro AI」ベータ版がリリース 12の機能でイノベーションの創出を支援へ

 ミロ・ジャパンは6月30日、オンラインホワイトボード「Miro」の新機能について記者説明会を開いた。

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ミロ・ジャパン 代表執行役社長 五十嵐光喜氏

 冒頭、同社 代表執行役社長の五十嵐光喜氏は、オンラインホワイトボードとして2011年に誕生したMiroは、時代のニーズに合わせてその形態を変えてきていると強調。2023年現在では、「イノベーションワークスペース+AI」として生成AIなどの機能を取り入れ、オンライン上のイノベーションを生み出す場であると話す。ビデオ会議やメッセージツールは時系列で流れていく状況にあるのに対し、Miroは考えを溜めて振り返りながら積み上げていくことができる点が強みだという。五十嵐氏は「イノベーションとは、単なるアイデアが出てくるだけのものではない。アイデアを出して、それをまとめ上げて、それを具現化して、結果を見て、それをまた振り返るというように、サイクルをどんどん回していくもの」と述べた。この過程すべてでMiroは機能を提供しており、「真のワークスペースとなったと考えている」とコメント。

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 続いて、ミロ・ジャパン Head of Solution Engineeringの石動裕康氏が、5月にリリースしたベータ版の「Miro AI」をデモンストレーションした。石動氏は、ベータ版のため一部英語になるとした上で、「Miro AIを使うことによって、アイデア出しのきっかけ、アイデア出しの可視化、まとめていくことを手伝う」と話す。

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 機能は全部で12個。付箋を生成する機能では、アイデアだしをするときの最初のきっかけを与える。たとえば、飛行機の種類を複数出したいときに、ぱっとそんなに思いつかないとき。そんなときに「飛行機の種類」と入力すると、それに合ったキーワードが書かれた付箋が生成されるといった具合だ。このほか、複数の付箋を感情ごと/キーワードごとにクラスター化したり、画像を生成したり、マインドマップを生成したりすることもできる。石動氏は「これからもMiro AIは拡張していく予定である」とコメント。

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 最後に五十嵐氏は、「もともと日本人は『カイゼン』『ワイガヤ』『大部屋』など、いろんな人が集まってディスカッションをして次を生み出していくというDNAがあったと思う。Miroは日本人のDNAを活かせるワークスペースに生まれ変わったと思う」と話し、締めくくった。

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この記事の著者

小山 奨太(編集部)(コヤマ ショウタ)

EnterpriseZine編集部所属。製造小売業の情報システム部門で運用保守、DX推進などを経験。

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