SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

2023年通年での収益に自信、watsonx反響も【IBM 2023年度第2四半期の連結決算】

 IBMは米国時間7月19日、2023年度第2四半期の連結決算を発表した。

 IBM会長兼最高経営責任者(CEO)のアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)氏は、次のように述べている。

 「企業は、自社の業務変革を実現するために、当社のハイブリッドクラウドとAI、そしてコンサルティングを活用しています。IBMは、信頼できるエンタープライズ向けAIソリューションを求めるお客様のニーズに応え続けています。特に、最近発表したAIプラットフォーム『watsonx』に対する反響を大変嬉しく思います。当社は、2023年通年での収益およびフリー・キャッシュ・フローの成長に、引き続き自信を持っています」

第2四半期のハイライト

1. 収益

  • 第2四半期の収益は0.4%減、為替変動の影響を除いた場合は0.4%増の155億ドル
  • ソフトウェア事業による収益は7%増、為替変動の影響を除いた場合は8%増
  • コンサルティング事業による収益は4%増、為替変動の影響を除いた場合は6%増
  • インフラストラクチャー事業による収益は15%減、為替変動の影響を除いた場合は14%減

2. 利益率

  • 売上総利益率(GAAPベース):54.9%(160bp増)、営業利益率(非GAAPベース):55.9%(140bp増)
  • 税引前利益率(GAAPベース):12.9%(180bp増)、営業利益率(非GAAPベース):15.5%(70bp減)

3. フリー・キャッシュ・フロー

  • 年始からの事業活動による純現金収入は18億ドル増の64億ドル、フリー・キャッシュ・フローは1億ドル増の34億ドル

第2四半期のセグメント別業績

1. ソフトウェア事業:収益は7.2%増、為替変動の影響を除いた場合は7.5%増の66億ドル

  • ハイブリッド・プラットフォーム&ソリューションは6%増、為替変動の影響を除いた場合は7%増
    • Red Hatは11%増
    • オートメーションは1%増、為替変動の影響を除いた場合は2%増
    • データ&AIは10%増、為替変動の影響を除いた場合は11%増
    • セキュリティーは2%減、為替変動の影響を除いた場合は1%減
  • トランザクション処理は9%増、為替変動の影響を除いた場合は10%増

2. コンサルティング事業:収益は4.3%増、為替変動の影響を除いた場合は5.9%増の50億ドル

  • ビジネス・トランスフォーメーションは3%増、為替変動の影響を除いた場合は5%増
  • テクノロジー・コンサルティングは4%増、為替変動の影響を除いた場合は5%増
  • アプリケーション・オペレーションは6%増、為替変動の影響を除いた場合は8%増

3. インフラストラクチャー事業:収益は14.6%減、為替変動の影響を除いた場合は13.8%減の36億ドル

  • ハイブリッド・インフラストラクチャーは18%減
    • IBM z Systemsは30%減
    • 分散インフラストラクチャーは6%減
  • インフラストラクチャー・サポートは8%減、為替変動の影響を除いた場合は6%減

4. ファイナンシング事業:収益は26.2%増、為替変動の影響を除いた場合は27.1%増の2億ドル

2023年度通期見通し

  • 収益:為替変動の影響を除いた場合の収益成長率は、引き続き3%から5%となる見込み。現在の為替レートでは、為替による影響はほぼないものと予想
  • フリー・キャッシュ・フロー:引き続き前年同期比10億ドル以上増加の約105億ドルを見込んでいる

【関連記事】
IBM、アドビとのパートナーシップ拡大 企業の生成AI活用を支援
IBMがwatsonxの一般提供開始、企業のビジネスニーズに対応しAI活用の加速へ
日本IBMとNECが協業拡大、分散データ活用ソリューション提供で企業規模に応じたDX推進を支援

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/18115 2023/07/21 19:08

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング