2023年7月24日、アクセンチュアは、ベクトルの子会社であるシグナル買収に合意したことを発表した。
同買収により、アクセンチュアは企業のマーケティング変革に求められるサービスを一気通貫して提供できる体制に強化。顧客のマーケティング投資対効果の最大化に貢献するとしている。なお、シグナルが擁する約100名の社員は、アクセンチュアのマーケティング オペレーションズチームに加わるという。
アクセンチュア代表取締役社長 江川昌史氏のコメント
アクセンチュアでは、お客様の財務指標領域だけでなく、非財務指標領域についても包括的な価値を提供する「360°バリュー」の推進を重要な戦略として位置付けています。この360°バリューの構成要素の一つに「優れた顧客体験」の創出があります。シグナルが持つマーケティング領域での高い専門性は、この要素で確固たる競争優位を築く上で欠かすことができません。シグナルとともに、比類なき顧客体験を創出できる体制の強化を図り、ひいてはお客様の全社変革のさらなる加速に貢献してまいります。
シグナル 代表取締役 草場大輔氏のコメント
当社は2005年の創業以来、お客様および一般消費者の利益を念頭に置き、既存の手法に満足することなく、常に新たな「プラスアルファ」を組み込んだコミュニケーション手法を模索して事業領域を拡大してきました。企業や社会がコミュニケーションに期待する役割が大きく変化する中では、課題の本質を見極めたコミュニケーションの設計が求められます。アクセンチュアは、まさにこの課題の本質を見出し、その解決に向けた成果につなげることができる企業です。アクセンチュアとともに歩むことで、我々が提供するサービスにさらに大きなインパクトを与え、「社員・お客様・社会すべてにとっての豊かさ」の創造に貢献していきます。
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