SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

東京大学とNEC、Beyond 5Gの社会実装に向け協力 キャンパスをテストベッドに研究技術導入へ

 東京大学大学院工学系研究科(以下、東京大学)と日本電気(以下、NEC)は、高周波の利活用を目指したBeyond 5G共同研究技術の社会実装に向けて、「キャンパステストベッドへの共同研究技術の導入」と「未来社会創造に向けた共創活動」を開始した。

 両者は今回、時間的・空間的な分解能を高め周波数利用効率を向上させる「ダイナミック時空間スライシング技術」と、体感品質(Quality of Experience)(以下、QoE)や通信品質の変動を予測。QoE要件を満たすよう通信リソースを制御する「End-to-End QoE制御技術」を、東京大学本郷キャンパスに構築しているキャンパステストベッドへ導入して連携するという。これにより、高周波の活用も考えた新たな通信制御が可能になり、社会実装に向けた様々な実証やユースケースの創出を目指すとしている。

クリックすると拡大します

 また、Beyond 5Gを用いた未来社会創造の一つとして、キャンパスやその周辺をベースとした未来シーンの検討を両者で行ったとのこと。時間・場所・人に応じてQoS(Quality of Service)を動的に制御しながら最適な通信の提供を目指すとしている。

 両者は、Beyond 5G共同研究技術の技術有用性と社会受容性の両面をキャンパステストベッドで実証し、社会実装に向けて研究を進めるという。同キャンパステストベッドを拠点として、共同研究技術以外の東京大学/NECの技術(Local 5Gシステム、生体認証システムなど)やパートナーの技術を活用しながら、Beyond 5Gの新たな価値創出に向けて共創活動を推進していくとしている。

【関連記事】
東京大学とマイクロソフト、AI研究・GX・D&Iの推進へ向けて基本合意書を締結
イントラマート、東京大学とプロセスマイニング領域における共同研究契約を締結
東京大学とIBM、日本初のゲート型商用量子コンピューターをKBICで稼働開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/18351 2023/09/05 17:20

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング