日鉄ソリューションズ(NSSOL)は、金融機関向けの経営管理および金融規制業務にかかる機能およびデータを網羅した統合経営管理プラットフォームサービス「ConSeek」の提供を開始した。
ConSeekは、従来個別最適により構築・運用されてきたALM・市場リスク管理、収益管理、バーゼル規制対応(流動性・自己資本比率算出)、市場系取引管理などの各業務パッケージを、統合されたワンストップソリューションとして提供するもの。同サービスにより、行内横断の経営管理データ統合基盤として、経営方針や市場環境の変化に対し、最適な経営管理を実現できるという。
また、同サービスは経営管理情報を集約・一元化した統合経営管理データベースを備えているとのことだ。経営管理および金融規制対応に適したデータモデルにより、経営管理業務機能の追加や制度変更に柔軟に対応できるという。さらに、従来基幹系システムから業務システム向けに開発していた各種データインターフェースを統合経営管理データベースに集約することで、インターフェース開発にかかるコストを低減することが可能だとしている。統合経営管理データベースに収集したデータは、ConSeekが持つダッシュボード機能を通じて可視化もできるとのことだ。
【関連記事】
・丸紅、日鉄ソリューションズのコモディティ取引・リスク管理システムを導入
・日鉄ソリューションズ、生成AI・ChatGPT活用支援サービスを提供開始 業務設計から横展開まで支援
・日鉄ソリューションズ、天井クレーン遠隔運転実現に向けたローカル5G導入支援を発表