デル・テクノロジーズは、通信サービスプロバイダー(CSP)によるネットワーククラウドと運用をサポートする新ソリューション「Dell Telecom Infrastructure Automation Suite」を発表した。
同ソリューションは、CSPに対して、分離したネットワーククラウドインフラストラクチャの展開、運用の自動化、サポートとライフサイクル管理の簡素化を支援するもの。サーバーの構成とソフトウェアの展開を簡素化する宣言型自動化により、構成とプロビジョニングに要する期間を数日~数週間単位で短縮できるという。また、オープンAPIとデル・テクノロジーズのサービスにより、インフラストラクチャの発見と自動化をネットワークのインフラストラクチャ層まで行い、通信ビジネスサポートシステム(BSS)と運用サポートシステム(OSS)との統合を支援するとしている。
また、グローバルサービスを通じて提供する「Dell Telecom Infrastructure Blocks for Red Hat」については、「Dell PowerEdge XR8000」などのサーバーをRed Hat OpenShiftや
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetesとともに利用することで、通信クラウドの設計、展開、ライフサイクル管理を簡素化するという。
なお各ソリューションの提供時期は、いずれも2024年4月に全世界で提供開始予定だとしている。
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