フューチャーアーキテクトは、「Future LOGI」と「Future EdgeAI」を組み込んだ倉庫管理システム(以下、WMS)を、佐川グローバルロジスティクス(以下、SGL)に導入すべく、2月より開発を開始した。
SGLでは、物流センターの業務改善や拠点配置・輸配送方法の見直しなど、顧客の物流課題を分析し、サプライチェーンをデザインしている。今回のプロジェクトで導入するWCSは、Future LOGIの一機能。マテリアルハンドリング機器ごとに構築が必要とされる制御機能を標準化することで、機器の入れ替えや最新設備の導入を可能にし、協調搬送ロボットを活用したソリューションなど、生産性向上のための新たな施策導入に対応する環境整備に貢献するという。
また、WMSには、フューチャーグループのワイ・ディ・シーが提供する「LogiStra」にFuture EdgeAIを組み込む。Future EdgeAIによって、スマートフォンでの撮影からバーコード、賞味期限、ロット番号、ラベル・指示書などの読み取りを可能にし、入荷から出荷、棚卸管理までの一連の倉庫業務を効率化して、品質向上を実現するとしている。
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