双日とさくらインターネットは、双日グループにおけるデジタル・AI領域での協力およびGPUクラウドサービスでの協業に合意し、業務提携契約を締結した。
両社は、2008年に資本業務提携を締結。今回の提携により、さくらインターネットのGPUの基盤強化と双日の市場構築力を掛け合わせることで、幅広い顧客へのサービス提供を可能にするという。生成AI向けクラウドサービスにおいては、双日が持つ需要家とのネットワークを活用し、新しいビジネスモデルやさくらインターネットの計算資源を活用したユースケースの開発と販売を共同で実施。その他、ガバメントクラウドを含むクラウドサービス事業推進のための協力、関連事業や機能拡張のための共同投資の検討などを行うとしている。
提携内容は以下のとおり。
-
クラウドサービス事業における協力
- さくらインターネットが提供するGPUクラウドサービスにおける新しいビジネスモデルやユースケースの共同提供
- ガバメントクラウドを含む事業推進のための体制構築、並びに顧客開拓に関する相互協力
- さくらインターネットの成長戦略に沿った新規プロジェクトに対する支援、共同推進または共同事業投資
- 双日グループのAI関連事業における計算資源提供に関する協力
【関連記事】
・さくらインターネット、ヌーラボと提携 「Backlog」など活用でWeb制作を効率化
・さくらインターネットら2社、データセンター点検業務をAIで自動化へ 実証実験を開始
・東京大学、さくらインターネットら6者がBeyond 5Gに向けた広域分散実行プラットフォームを開発
