マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッドは、5月14日~15日、ホテル椿山荘東京にて、IT部門のビジネスサミット「CIO Japan Summit 2024」とセキュリティ部門のビジネスサミット「CISO Japan Summit 2024」を開催する。
CIO Japan Summitでは、IT関連部門の統括責任者やソリューション企業が集まり、2日間にわたり講演、ディスカッション、1to1ミーティング、ネットワーキングなどを通じて、IT業界における課題や解決策について議論する。今回で17回目となり、フジテック 友岡賢二氏が議長を務め、総勢15名の講演者が登壇するという。
単独講演には、ロート製薬の板橋祐一氏、ヤンマーホールディングスの奥山博史氏、住友生命保険の岸和良氏が決定したという。板橋氏は、デジタル化可能な事業と不可能な事業の双方からの視点で、本質的なデジタル化について考察する。奥山氏は、事業戦略・オペレーションを起点とした現場主体のアプリ・分析手法の開発推進や、そのグローバル展開、文化の変革につなげようとする取り組みを語るという。岸氏は、デジタルとAIの力を駆使した新しい保険サービスを開発経験から人材育成について講演する予定だ。
このほか、「未来を彩るダイバーシティ:デジタル時代における多様性と変革のカギ」と題したパネルディスカッションでは、ソニーフィナンシャルグループの齋藤裕美氏、パーソルホールディングスの朝比奈ゆり子氏、荏原製作所の入江哲子氏が登壇。デジタル時代においてダイバーシティが果たす役割について議論するという。
同時開催するCISO Japan Summitは、議長にNPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) 副会長、CISO支援ワーキンググループ リーダーの高橋正和氏を迎え、総勢19名が登壇する。情報通信研究機構の主席研究員の伊東寛氏が「『サイバー戦国志』と現代の『見えない戦争』」と題して講演するほか、内閣府 情報化参与の中西克彦氏、成田国際空港 取締役 経営企画部門長の宮本秀晴氏らが講演。
ITリーダーの講演はもちろん、ネットワーキングの機会も用意されているので、異業種間のIT部門責任者との交流をはかることもできる。ぜひこの機会に参加してみてはいかがだろうか。
開催概要
- 名称:CIO Japan Summit 2024、CISO Japan Summit 2024
- 日程:2024年5月14日(火)~15日(水)
- 会場:ホテル椿山荘東京
- 主催:マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド
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