アイルランドのダブリンを拠点とし、インフラ自動化サービスを提供するユビキューブは、新たにジャン=ダヴィッド・レーマン=シャーリー(Jean-David Lehmann-Charley)氏と、アーメッド・ゲタリ(Ahmed Guetari)氏の2人の幹部を取締役に任命した。
同社がアジャイル・オペレーションの展開に乗り出し、クラウド運用、ネットワーク運用、セキュリティ運用のプラクティスのための自動化されたソリューションを実装していく上で、両氏の参加は重要なタイミングになるとしている。両氏がNTTと富士通の取締役に加わることで、ユビキューブの技術革新の採用を推進するための適切なスキルを備えた取締役会が完成すると述べている。
ジャン=ダヴィッド・レーマン=シャーリー氏は、パロアルトネットワークスの欧州・中東・アフリカおよび中南米地域Cortexエコシステム担当営業副社長。パロアルトで20年以上、またそれ以前はジュニパー(Juniper)で、欧州・中東・アフリカおよび中南米全域の、ネットワークおよびセキュリティ市場でセールスの経験を積んできたという。
アーメッド・ゲタリ氏は、F5のサービスプロバイダー向け製品のGM兼VP。同氏は、ジュニパーと現在所属するF5で20年以上の業界経験を持つという。
ユビキューブのCEOであるナビル・ソウリ(Nabil Souli)氏は、両新役員を歓迎し、次のようにコメントしている。
「ジャン=ダヴィッドとアーメッドが当社の取締役に加わったことを光栄かつ誇りに思います。2人が持つ経験と業界知識は、当社が事業を拡大し、世界市場に進出し続けるうえで貴重なものとなるでしょう。彼らの導きによって、システム・インテグレーターとのパートナーシップが強化され、AIの課題を浮き彫りにするITインフラのオペレーショナル・アジリティの採用を推進することが可能となります」
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