2024年11月28日、Coltテクノロジーサービス(以下、Colt)は、富士通のトランスポートブレード「Fujitsu Network 1FINITY(以下 1FINITY) T900 / T950」を、西日本でのネットワーク拡張に活用すると発表した。
1FINITY T900 / T950は、光1波長あたり毎秒1.2テラビットのデータ送信が可能な光送受信機。富士通独自のクローズドループ水冷技術を採用し、従来の空冷システムと比較して2倍の冷却能力と、発生する騒音の50%低減を実現しているという。
現在Coltは、西日本でのネットワーク拡張における取り組みを広島、岡山、福岡の3拠点で推進。2025年の稼働を目指すとしている。同機の活用で、西日本におけるSIパートナー各社のデータセンターとの連携を可能にするとのことだ。
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