freeeは、SaaS統合管理クラウドの「Bundle by freee」にて、「グループ会社管理機能」の提供を開始した。

これにより、グループ会社・子会社を持つ企業の情報システム部は、グループ会社などの情報システム部に対してBundle by freeeで管理している情報の閲覧権限を指定できるようになるという。
グループ会社間の情報管理統制を強化
企業の情報システム部において、グループ会社や子会社を含めたSaaSアカウント管理を行う場合、親会社のシステム管理者が子会社の従業員情報やアプリ情報にアクセスできてしまったり、子会社のシステム管理者が親会社の従業員情報やアプリ情報にアクセスできてしまったりという課題があるという。
今回の新機能により、管理者が所属する会社の情報にしかアクセスできないよう制御することが可能に。意図しない従業員情報の漏洩や、アカウントの不正操作などを未然に防ぎ、安全なアカウント管理を実現するとしている。
「Bundle by freee」について
Bundleは、情報システム部、コーポレートIT部、人事部、総務部向けの作業自動化ツール。入退社および異動時における、SaaSのアカウント発行や削除、アカウントの棚卸し作業を自動化するという。外部共有したままのファイルやフォルダの棚卸しも自動化し、それらの大元になる人事データの統合を行う事も可能とのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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