キヤノンITソリューションズ(以下、以下キヤノンITS)は、リース事業協会が運用を開始する「建設機械の所有権にかかるリース業界共通データベース」(以下、建機DB)を構築し、その運用を支援すると発表した。
建機DBは、リース事業協会の会員リース会社が所有(所有権留保)している建設機械の情報を集約し、これを必要に応じて会員リース会社が参照できるようにする一つの統合データベース。特徴と効果は次のとおり。
- リース会社を狙った多重リースなどを未然に防止:建設機械のリース契約を締結する前に、建機DBで建設機械のデータを閲覧する業務フローを徹底することで、多重リースなどを未然に防止できるという
- 多重リースなどを企てる事業者に対する強力な抑止力を発揮:建機DBを構築/運用することで、多重リースなどを企てる事業者に対する、強力な抑止力になるとしている
![建機DBの利用イメージ[画像クリックで拡大]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/21167/21167_1.png)
キヤノンITSは、これまで培ってきた経験・知見・ノウハウを活用して、リース業界における課題を解決するために、建機DBの構築およびその後の運用を支援するとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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