SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2025 春の陣

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

クラウドストライク、エージェント型AIの活用でSOC支援の精度・スピードを向上へ

 CrowdStrike(クラウドストライク)は、「Charlotte AI Detection Triage」の一般提供開始を発表した。エージェント型AIを活用したセキュリティオペレーション分野における大規模なブレイクスルーになるという。

 Charlotte AIは、ユーザーが定義する境界内の自律性に則って動作し、98%以上の精度でセキュリティ関連の検知にトリアージを行うことで、平均して週40時間以上の人間の作業を解消するとしている。これにより、セキュリティオペレーションセンター(SOC)のオペレーションが拡充し、重大な脅威への対応時間が短縮されるとのことだ。

 同AIは、実際に下された数百万件のトリアージ判断に基づいてトレーニングされているほか、AIの力と精度の高い人間の専門知識を融合させることで、SOCの専門家レベルのトリアージをマシンスピードで行えるようにしたという。また、クラウドストライク独自のデータセット(Falcon Completeから取得したトリアージ判定データをキュレーションしたもの)に基づいて訓練されているため、実際に確認された攻撃者の戦術に基づき、高い精度で脅威を検知できるとしている。

 Charlotte AI Detection Triageにはガードレールが組み込まれており、境界内の自律性モデルに従って動作するため、AIによる判断は完全にセキュリティチームの管理下に置かれるとのことだ。トリアージから最終的な対応まで、AI主導の自動アクションをいつ、どのように実行するかは、セキュリティチームが定義できるという。

 Charlotte AI Detection Triageは、SOCチームのスピード、精度、制御を強化することでアナリストを単調な作業から解放し、業務を効率化させ、AIを活用した信頼性の高いセキュリティを実現するとしている。SOCオペレーションにもたらされる革新を以下のように述べている。

  • 人間の作業とアナリストの疲弊を解消:98%の精度で自律的に責任ある検知のトリアージを行うことで、誤検知を排除し、低リスクのアラートを止め、平均して週40時間以上の作業を解消。Charlotte AI Detection Triageが優先度の高い脅威を素早く特定するため、セキュリティアナリストは重大な脅威に集中できる
  • インシデント対応とSOCの効率化を促進:Charlotte AIにはCrowdStrike Falcon Fusionがシームレスに統合されているため、検知のトリアージと対応ワークフローが自動化され、平均復旧時間(MTTR)を短縮できる。これにより、アナリストは脅威の可能性が高いと示された検知結果への対応に集中できるようになる
  • 制御を組み込むことで責任あるAIの利用を保証:ユーザーが定義した境界内の自律性に従う。ユーザー企業が自動アクションをいつ、どのように実行するかをコントロールできることから、AIによる自動化は人間の管理下で、信頼でき、説明責任が可能な状態にある

【関連記事】
クラウドストライク、内部脅威の「検知・特定・防御」を組み合わせたソリューションを提供開始
クラウドストライク、新たな機能強化でクロスドメイン攻撃を単一のワークフローで阻止可能に
クラウドストライク、「AI レッドチームサービス」を提供開始 AIシステムの高度な演習をサポート

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/21494 2025/02/21 16:44

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング