2025年3月31日、ハンモックは、マルエツが統合型IT運用管理「AssetView(アセットビュー)」を導入したと発表した。
マルエツは、首都圏を中心に1都5県で306店舗(2025年2月末現在)の食品スーパーマーケットチェーンを展開する企業。従来はWSUSを利用してWindowsのアップデートを実施していたが、情報システム部門の業務負荷が高く十分に活用できておらず、PCの更新管理が煩雑になっていたという。また、300以上の店舗に分散しているPCを効率的に管理するためには、各店舗のネットワーク負荷を抑えつつ、機能更新(FU)と品質更新(QU)を適切に実施する必要があったとのことだ。そこで「AssetView」導入に至ったという。
AssetViewは、IT資産の台帳管理をはじめ、Windowsのアップデート管理やセキュリティパッチの適用状況の監視などのIT資産管理機能を提供する統合型IT運用管理ソリューション。特に業務負荷が大きいWindowsのアップデート管理においては、更新プログラムを自動で取得し、適切なタイミングで配信することで、ネットワーク負荷や業務への影響を抑えるとしている。
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