UiPathは、ソフトウェアテストにAIエージェントを導入するためのソリューション「UiPath Test Cloud」を、4月14日に提供開始した。
UiPath Test Cloudは、「UiPath Autopilot」などのAIエージェントや、「Agent Builder」で構築されたテストエージェントを提供するという。これらのエージェントが、テストライフサイクル全体を通じた協力的なパートナーとして機能することで、品質保証チームはエージェンティックテスティングを実現できるとしている。テスト担当者がAIを活用することで、企業は市場投入までの時間を短縮し、生産の安定性を向上させ、より高品質なソフトウェアを顧客に提供できるとのことだ。
同ソリューションの機能は次のとおり。
- レジリエントなエンド・ツー・エンドの自動化と実運用レベルのアーキテクチャ:SAPやOracleなどのWeb、モバイル、エンタープライズアプリケーションのUIやAPIのテストを自動化し、業界認定のセキュアなアプリケーションテスト、監査、ロール管理、および一元化された資格情報を備えた、プロダクショングレードのアーキテクチャを活用するという
- オープンで柔軟かつ責任あるAI:エンタープライズ対応のエージェンティックテスト機能は、CI/CD統合、ALM統合、バージョン管理、Webhookにおいてオープンで柔軟かつ責任あるものだとしている。さらに、UiPath AI Trust Layerにより、エージェンティックテスティング機能がセキュリティ、安全性、ガバナンスの最高基準を満たしていることを保証するとのことだ
- UiPath Platformを搭載:全社規模の自動化により、ユーザーはチーム間でコンポーネントを共有および再利用でき、マーケットプレイス、スニペットとライブラリ、オブジェクトリポジトリ、およびアセット管理を活用できるとしている
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