IBMは、データとAIに特化したグローバル・コンサルティング企業であるHakkodaの買収を発表した。
Hakkodaは、データ資産の移行やモダナイゼーションなどで事業展開する企業。同買収により、IBMは急速に⾼まるデータ・サービス需要への対応⼒を強化し、複数のビジネス用途にわたってスピード、コスト、業務効率を最適化するための統合的な企業データ基盤の構築を支援するとのことだ。
また、Hakkodaは生成AIを活⽤し、データ・モダナイゼーションを迅速に進めるためのアセットをそなえているという。同社が提供する業種別ソリューションは、金融サービス、公共、ヘルスケアおよびライフサイエンスといった分野におけるコンサルタントの業界知識を補完し、さらに拡張するものだとしている。Hakkodaの買収により、IBMはコンサルティングの知見とAI技術を組み合わせることで、IBMのAIを活用したデリバリー・プラットフォーム「IBM Consulting Advantage」を通じて、より多くの顧客に価値を提供できるようになるとのことだ。
なお、同買収は4月2日に完了しており、同取引に関する財務詳細は非公開としている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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