シンプレクスは、ユー・エス・エスのオートオークション事業に関わる基幹業務システム刷新を支援すると発表した。
ユー・エス・エスは、中古自動車のオークション運営を行う企業(1980年創業)。全国19ヵ所に現車オークション会場を展開するほか、外部応札の仕組みとしてインターネットオークションを展開しているという。オートオークション事業と連動した中古車買取販売事業では、中古自動車買取専門店「ラビット」を運営している。
この取り組みでは、既存システムのモダナイズだけでなく、ユー・エス・エスのオートオークション業務におけるデジタル化を推進し、会員情報、出品データ、クレーム、経理・書類処理、入出庫管理など、すべてのデータ管理をワンプラットフォームで実現することで、会員の利便性と業務効率の双方を向上するとのことだ。
シンプレクスは同取り組みにおいて、新システムを活用した業務設計、操作性の向上および会員満足度に寄与するUI/UX設計と機能実装、AWSを活用したクラウド基盤の整備、モダンかつスケーラブルなアプリケーションおよび共通基盤の設計・開発を行う予定だとしている。
同取り組みにより開発する次世代基幹業務システムは、2025年10月に設計に着手し、2028年度中に全面稼働を目指しているとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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