DATAFLUCTは、「Airlake Copilot Agents」の提供を開始した。企業のデータ活用・生成AI活用を「人が指示を出すチャット型」から、「AIが自ら考え実行するエージェント型」へと進化させると述べている。
同サービスは、非構造化データ(音声・図面・手書き書類など)を独自技術で構造化し、複数のAIエージェントが自律的に連携して業務を遂行するというもの。汎用AIでは不可能だった、企業固有の「暗黙知」に基づく判断と実行を可能にすることで、専門業務の工数を削減するという。
「Airlake Copilot Agents」が掲げる4つの革新性
1. AIエージェントが「調べる・まとめる・実行する」を一気通貫で担う
画面を開く・入力する・検索する・転記する・ダウンロードするといったブラウザ上の作業を、AIエージェントが人に代わって実行するという。また、利用者がアップロードした資料・CSV・帳票データと、ニュースや公開情報などの外部データを組み合わせた処理も可能。情報収集から整理・レポート化までを一連で自動化し、作業ではなく確認と意思決定に集中できる環境を提供するとのことだ。APIがない社内システムでも既存環境のまま連携可能だとしている。
2. 自律型オーケストレーション(AIによる段取りの自動設計)
「市場調査をして」といった曖昧な指示でも、AIが自らタスクを分解し、複数の専門AIが連携して調査・分析・資料作成までを完遂するという。
3. イベント駆動型ワークフロー(能動的な業務開始)
特定の条件や時刻をトリガーにAIが裏側で業務を開始し、「朝出社したら最新レポートが完成している」環境を実現するとのことだ。
4. 長時間かつ高度なエージェントチーム協働
複数のAIエージェントが役割分担して共同作業を行い、調査・分析・資料化までを一連で推進。加えて長時間ジョブ実行に対応しているため、夜間・休日をまたぐ数時間~日単位の業務もバックグラウンドで継続でき、翌営業日に成果物を受け取れる運用を実現するとしている。
「Airlake Copilot Agents」活用シーン
定例レポート作成の自動化、競合・市場調査の高速化、ナレッジ継承による属人化解消、業界特化型エージェントによる高度な意思決定支援など。
今後の展開
2026年秋には業界別テンプレートを提供し、各社固有の専門知識を宿した「自社専用エージェント」の構築を効率化するという。2026年末までに月間6,000件の自動実行プロセス確立を目指し、AIエージェントが「新たな労働力」として定着する新時代のワークスタイルを標準化すると述べている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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