キンドリルジャパンは、沖縄科学技術大学院大学(OIST)における研究データの活用と、AI研究の高度化の本番活用に向けたPoCの環境として、キンドリルジャパンが国内に有する専用のAIプライベートクラウド環境を提供した。
OISTは、AI活用の本格展開に向けて、機密性の高い重要データを用いた専用AIプライベート環境を評価するため、概念実証(PoC)環境を構築。同環境は、OISTの高性能計算(HPC)環境とキンドリルの専用AIプライベートクラウド環境を連携させたハイブリッド構成になっているという。
計算負荷の高い処理はHPC環境で実行し、AI推論やアプリケーション開発は専用AIプライベートクラウド環境で実施。このハイブリッド構成により、オンプレミスでは即時に導入できない最新技術資源をクラウド上で利用できるため、研究環境を維持したまま迅速にその最新技術を活用することが可能になったと述べている。
また、オンプレミスの資源が逼迫した場合には、計算処理をクラウドにオフロードすることで研究の事業継続性を高めるとのことだ。これにより、研究データの安全性を確保しながら、研究活動の効率化と高度化を図ることが可能になったとしている。
キンドリルのAIプライベートクラウド環境は、あらかじめ構成されたインフラ基盤を活用することで、AI活用の検証を迅速に開始できる環境を提供するという。これにより、顧客は環境設計やインフラ構築にともなう負担を抑えながら、AIの検証や開発をスムーズに開始できるとのことだ。加えて、研究データや機密性の高いデータをパブリッククラウドへ移行することなく、セキュアな環境下でAIモデルの開発や検証を行うことが可能となり、初期投資を抑えつつ短期間で効率的にAIの活用を進められるとしている。
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