UiPathは、「UiPath Automation Suite」におけるエージェンティックAI機能の提供開始を発表した。
この機能強化により、ユーザーはクラウドホスト型またはセルフホスト型の大規模言語モデル(LLM)を通じて、自社のインフラ内にエージェンティックAIの導入が可能になり、エンタープライズ向けの自動化機能を損なうことなく国内のデータ所在地を管理可能になるという。
規制の厳しい産業におけるエージェンティックAIの変革を加速
Automation Suiteにおいて、企業がオンプレミス環境でエージェンティックAIを導入できるようになった。OpenAI GPT、Anthropic Claude、Google Geminiなどのクラウドホスト型LLMに加え、セルフホスト型のOSSモデルも利用できるとのこと。これにより、企業はデータの処理方法や処理する場所を完全に制御できるようになり、ローカル環境のセキュリティやコンプライアンス要件を損なうことなく、エージェンティックAIを拡張可能になるとしている。
企業ユーザーは以下2つのデプロイメントモデルを利用できるという。
- Automation Suite with Cloud Models:OpenAI GPT、Anthropic Claude、Google Geminiといったクラウドモデルを既に利用している一方で、オーケストレーションはセルフホスト型で運用する必要がある顧客向けに。この構成では、DeepRAG、Advanced Extraction、Autopilot for Developers、Autopilot for Everyone、ScreenPlayといった、セルフホスト型モデルでは利用できない機能を含む包括的なエージェンティックAI機能を提供
- Automation Suite with Self-Hosted Models:推奨されるオープンソースモデルを自社のデータセンター内で完結して実行できるため、自社でモデルを運用・管理できる顧客に適している。この構成では、UiPath Maestro、Agent Builder in UiPath Studio、context grounding、GenAI Activitiesといった中核となるエージェンティックAI機能を提供
クラウドモデル対応版のAutomation Suiteは、ハイブリッド型のデプロイにも対応。Automation Suiteは自社のインフラ上で稼働させつつ、LLMの推論処理はユーザー側が指定したクラウドプロバイダーに送られるという。既存のクラウドモデル契約を活用しながら、自動化ワークロードはローカル環境での制御を維持したい組織に最適だとしている。特に、外部での推論処理が許可される一方で、クラウドベースのオーケストレーションは禁止されているといったデータ所在地規則の下で運用している組織に適しているとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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