アクシスソフトが販売する「Biz/Browser」は、業務システムのリッチクライアント化において、OSやWebブラウザのバージョンアップによる環境の差を吸収することで、大幅な修正を行うことなくシステム環境変化に対応できる製品。これを、日立ソリューションズが販売する「anyWarp Capture/Replay」と連携させることにより、環境が変わるたびに実施する回帰テストの効率化も実現できるという。
これまで、回帰テストでは、修正前に記録した画面操作の座標位置を利用して、再現テストを行っていたため、ディスプレイ解像度やアプリケーションのレイアウトを変更した場合は、再利用できなかったという。今回の連携により、「Biz/Browser」の利用頻度の高い機能である「FlexView」にも対応することで、プルダウンリスト選択や開閉可能な階層表示など、画面の位置が変わる操作や表現のテストにも再利用できるようになるという。
両社では、今回の製品連携に加えて、最新シリーズの「Biz/Browser V」と「anyWarp Capture/Replay」を連携する製品を、秋以降に順次リリースしていく予定だとしている。
■ニュースリリース
http://www.axissoft.co.jp/press/20110802_biz_acr.html