キヤノンソフトウェア株式会社は、同社製品「Web Performer(ウェブ パフォーマ)」で自動生成したWebアプリケーションを連携させる「Web Performerワークフローオプション」を14日より発売すると発表した。
「Web Performer」は、プログラミングレスでJavaアプリケーションを自動生成する開発ツール。業務・設計ノウハウをもとに「基本設計情報」を定義するとWebアプリケーションが生成される仕組みで、Ajax技術を利用できるほかAdobe Flexとの連携なども可能となっている。
今回発売する「ワークフローオプション」は「Web Performer」のオプショナルツールという位置づけで、同オプションの「経路機能」で業務フローを設計すると、自動生成された複数のアプリケーションを指定した流れで連携させることができるようになる。Web Performerがこれまで課題としてきたアプリケーション間のワークフロー連携を実現し、システム開発における「業務フローの可視化」や「承認履歴」「業務モニタリング」といった顧客ニーズに応えた形だ。
同社では、大手・中堅企業のIT部門やSIベンダーなどをターゲットに拡販を行い、2010年までに受注企業200社、売上20億円を目指すとしている。
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