「APSフォーラムJapan」には、パラレルスをはじめ、AXLBIT、SIDソリューションズ、Google、グラバス、GMOクラウド、使えるねっと、日本情報通信、日本マイクロソフト、ネクスト・イット、フューチャーイノベーション、フューチャースピリッツ、ライドなどが参加を表明しているという。「APSフォーラムJapan」は、今後もサービスプロバイダ、ソフトウェアベンダ、システムインテグレータなど広く参加企業を募る予定だという。
「APSフォーラムJapan」の設立目的は、今後急成長が予想されているクラウドでの中小企業向けアプリケーション市場において、サービスプロバイダ、ソフトウェアベンダそしてシステムインテグレータが効率的により多くのSaaSを提供することを可能にするAPS(Application Packaging Standard)の普及促進を行い、市場のさらなる拡大をめざすことにあるという。
APS(Application Packaging Standard)とは、アプリケーションサービスを自動化して提供するために標準化された規格・パッケージ方式であり、クラウドベースのアプリケーションおよびサービスのプロビジョニング、管理、統合を自動化する仕様だという。
APSは、SaaSおよびクラウドサービスで要求される完全な自動化や役割ベースのアクセスコントロールなどに対応するようにデザインされているという。オープン規格であるAPSは、2009年に世界の主要プレイヤーにより設立されたAPS非営利団体により管理されており、すべての仕様はオープンかつ無償で提供されているとしている。
■パラレルスのWebページ
http://www.parallels.com/jp/
■APS非営利団体のWebページ(英文)
http://apsstandard.org/