パトロールクラリスの初期バージョンは、自社データセンターの運用負荷を軽減させることを目的に開発され、独自開発のエージェントレス技術(監視対象に特別なプログラムを導入せずに監視を行う)の改良につとめ、運用負荷の軽減のために機能強化を図ってきたという
今回の最新バージョン(Ver3.7.0)では、システム障害や警告が発生した際に、これまで手動で対応していた手順の簡易的な自動化をエージェントレスで実現したという。また、運用業務の作業の標準化、作業時間の削減、作業効率の向上、運用コストと人的ミスの低減を図る支援ができる「監視連動機能」の追加、複数のサーバーを監視しつつ、ランキングを集計&作成できる「ランキングレポート」機能の追加、Windows Server 2008以降のイベントログ形式であるEventLog6.0の監視に対応するなど機能強化を図ったという。
発表によると、新バージョンの主な特徴は次の通り。
・監視連動機能の追加
監視がエラーとなった際に、連動して他の監視の開始・停止を行う機能。
・ランキングレポート機能の追加
たとえば、「CPU使用率の高いサーバーのランキング」の作成など、運用上必要でありながら時間を要していたレポートを、内容や期間を設定して作成できる新しいレポーティング機能。
・EventLog6.0の監視に対応
Windows Server 2008以降のイベントログ形式であるEventLog6.0の監視に対応。
なお、最新バージョンのリリースにあわせて、2012年9月末日までに製品を導入したユーザーを対象に基本監視項目を無料・無制限に利用可能な特別キャンペーンを実施中だという。
■キャンペーンと製品の詳細
http://patrolclarice.jp/beginner/beginner_campaign.html