NTT Comは、日本データセンターによるサービス提供開始に合わせて、国内外主要都市に対して大容量コンテンツの高速配信を可能とする「Cloudn CDN」や、プライベートクラウドサービス「BizホスティングEnterprise Cloud」とのハイブリッド利用を実現する「Bizホスティング Enterprise Cloud - Cloudnハイブリッドオプション」を提供開始するという。
さらに、パートナー企業14社との協業により、オンプレミスからクラウドへの移行支援やパートナー企業が提供するクラウドとのハイブリッド環境の実現など、サービスメニューの充実を図り、より使いやすい環境を実現するとしている。
「Bizホスティング Cloudn」は、2012年3月30日より米国データセンターによるサービスを提供しきたが、新たに日本国内データセンターによるサービスを日米共通の料金で提供するという。これにより、利用用途に応じて日米データセンターの選択が可能となり、日本国内からのアクセスする場合は、これまでより低遅延・高レスポンスで利用できるようになるという。
また今回、オプションサービスとして提供されることなった「Cloudn CDN」は、ユーザーから最も近いキャッシュサーバー(世界20拠点に設置)を利用することで、ネットワークやCloudnサーバーにかかる負荷を低減させ、大容量コンテンツを高速に配信することが可能なサービスだという。
もうひとつのオプションサービスである「Bizホスティング Enterprise Cloud - Cloudnハイブリッドオプション」は、グローバルシームレスに利用できるプライベートクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」と、「Bizホスティング Cloudn」をクラウドマネジメントポータルによって一元的に構成情報・状況を確認し、ワンストップ契約や請求、保守サービスを実現するサービスだという。両クラウドサービスを利用目的に応じて組み合わることで、システム全体の最適化や、情報系・基幹系等を組み合わせて一元管理することが可能だとしている。
■サービスの詳細
http://www.ntt.com/cloudn/