エド・はるみが演じるのは、夫にナイショで自分を磨いて「みがき麦」のイメージガールの栄冠を勝ち取った妻の役。エドは「みがき麦」をPRする間は、持ちネタの「グ~」を封印して、「ニュー」を連呼するとコメントした。
エドは、年齢を非公開にしているが、一説には40歳過ぎともいわれ、遅咲きの若手芸人として人気を得ている。芸能界以前は、コンピューターインストラクターとマナー講師をしていたが、お笑い芸人になりたいという幼い頃からの夢を捨てきれず、吉本興業の養成所に入りなおしたとか。年齢ではなく芸暦がものをいう芸能界で、エドは新人として年下の先輩に礼を尽くしているという。
就職氷河期から一転、転職市場は売り手市場といわれているが、「35歳転職限界説」も根強く残り、一部のエグゼクティブを除いては、年齢を重ねるほど転職は難しい傾向にあるようだ。
しかし、芸能界という特殊な世界ではあるが、エドの活躍を見る限り、本人にやる気さえあれば年齢も経験も関係ないのかもしれない。企業の人材採用の「常識」も打ち破れるか。エドの今後の活躍が期待される。