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「世界のビッグデータのうち、分析に利用されているデータは0.5%」EMCが最新の調査結果を発表

 EMC コーポレーションは12月11日、EMCとIDCが実施したデジタル・ユニバースの調査 「Big Data, Bigger Digital Shadows, and Biggest Growth in the Far East」の結果を発表した。

 同調査によると、パソコンやスマートフォンなどのデバイスの数が世界的に急増し、新興国市場におけるインターネット利用が増加するとともに、監視カメラやスマートメーターなどのマシンによって生成されるデータ量が急激に拡大することによって、デジタル・ユニバース(全世界で生成あるいは複製されたデジタル情報の総量)は過去2年間で倍増、2.8ゼッタバイトという膨大な量に達しているという。

 IDCでは、2020年にはデジタル・ユニバースの規模は40ゼッタバイトにまで達すると予想しており、この量は昨年の予測を14%上回っているという。

 また、全世界で「ビッグデータ」が急激なペースで拡大しているが、世界の全データのうち分析が行われているデータ量は全体の0.5%にとどまるとしている。全世界で有益なデータ量が拡大し続ける一方、ビッグデータが持つ潜在的可能性の実現は依然としてごくわずかであるとまとめている。

参考URL: 米国リリース原文(2012年12月11日発表)

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