ビッグデータに関する記事とニュース
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2021/01/19
AIは本当に第4次産業革命をもたらすことができるのか?
AIがキードライバーとなり新たな産業革命が起きつつあるのではないかという論調が広がりつつあります。今回は、これまでの産業革命とはいったいどのようなものだったのかを振り返ったうえで、産業革命の共通点を解き明かし、今後新たな産業革命が起こるのか、その可能性について考察していきます。
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2019/12/10
統計家 西内啓氏が見据える次の10年。アナリティクスの民主化からデータサイエンスの民主化へ
2009年1月、Googleのチーフ・エコノミストであるハル・ヴァリアン博士は「これからの10年で最もセクシーな職業は統計家である」と主張した。振り返ると、この言葉は後のデータサイエンスブームを巻き起こすきっかけを作った。それから10年経った今、次の10年に向けてデータサイエンスはどう変わろうとしているのか。データビークルの西内啓氏は「data tech 2019」に登壇し、「『セクシーな仕事』から市民データサイエンスの時代へ」と題した講演を行った。
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2019/07/12
個人情報保護法3年ごと見直しは来年、「匿名加工情報」の内容理解度はわずか3.8%――。
データサイエンティストの育成やデータ分析業界の発展に貢献する一般社団法人データサイエンティスト協会は、一般消費者1643人を対象に匿名加工情報利用に関するインターネット上での意識調査を行った。調査の結果、匿名加工情報の認知度は15.9%と低く、さらにそのうち匿名加工情報の内容を理解している回答者はわずか3.8%にとどまることが分かった。個人情報保護法の3年ごと見直しが来年に迫る中、周知が急がれる。 また、その利用についても「反対」もしくは「一般論として理解はするが反対」という声が半数を...
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2018/03/02
なぜ企業のビックデータ活用はうまくいかないのか?―あらためて「本当に欲しいデータ」について考える
なぜプロジェクトは巨大化し、なぜシステムの運用費はかさみ続け、なぜ新しい技術は敬遠されてしまうのか。企業のストラテジーを考える専門家と、システム設計の専門家がデータ活用の今昔と最適解を語る。
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2017/12/07
分析基盤の導入に不可欠なデータ統合の進め方――リアライズ 櫻井崇氏が解説
データの利活用がビジネスを大きく左右する時代、多くの企業で分析基盤の導入が急ピッチで進められている。しかし、基盤を導入してもデータ自体の整理が進まず、苦労しているケースは少なくない。多彩なデータを統合し、利活用できるようにはどうしたらいいのか。そうした企業の課題に向き合い、数々のデータ統合プロジェクトを支援してきた株式会社リアライズの櫻井崇氏が登壇し、経験に基づく実践的なデータ統合の進め方について語った。
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2017/12/06
IT部門はデータマネジメントを基点に「データドリブンへの変革」を推進せよ――PwCコンサルティング 高橋功氏
データ活用の必要性やデータ経営の重要性は声高に叫ばれているが、それを実際に自社でうまく適用するために求められる要件とは何か。「data tech 2017」(主催:翔泳社)の特別講演に登壇したPwCコンサルティング合同会社 テクノロジーコンサルティング シニア・マネジャーの高橋功氏は、企業がデジタル変革を実現する上でのキーポイントとして「データマネジメント」を挙げる。同氏いわく、データを基点とした意思決定、いわゆる「データドリブン」な経営スタイルを実現できるかどうかが、デジタル変革の成否を分け...
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2017/11/24
必要なのは「問題解決型教育」、入門から実践までデータサイエンスの学び方
ビッグデータ、データサイエンティストのブームを経て今や空前のAIブーム。しかし根底にあるのは、データアナリティクスであることに変わりはない。各省庁や大企業のデータ分析コンテストの運営や、データアナリティクススキルを持つ人材に活躍の場を提供しているオプトホールディングの齊藤秀氏に、人材育成の課題と取り組みについて話を聞いた。
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2017/11/22
成功の反対は「何もしないこと」、まずはやってみよう――稲田修一氏が提言するIoT活用による価値創造の方法論
IoT/データ活用では「思考バイアスをただすことが大事」と一般社団法人 情報通信技術委員会 事務局長の稲田修一氏は述べる。ビジネス変革のためにIoT/データ活用が注目されているが、活用を成功させるには価値創造のやり方や開発方法なども変えていくことが必要。また、人々のマインドを変えていくことも必要。「data tech 2017」(主催:翔泳社)に登壇した同氏が、ビッグデータ/IoT活用によるビジネス変革の本質とそのインパクト、価値創造の方法論とモダンな開発手法への転換、その推進に不可欠なマネジ...
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2017/08/03
ビッグデータ分析をSQLで簡単に!~IoTを支える超高速分析用DB Vertica~
「Vertica」は情報系システムにおいて大量データの「超高速」集計・分析処理に強みを持つ列指向データベースとして、ワールドワイドで3,500社以上のお客様に利用いただいているデータベースソフトウェアです。「Vertica」には単なるデータベースとは一線を画すビッグデータ分析プラットフォームとして、独自の分析関数や機械学習といった豊富な分析機能が実装されています。本稿では、このような「Vertica」のビッグデータ分析機能の概要や活用法をまとめてご紹介します。
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2017/05/29
ビッグデータ、AI、ブロックチェーンを活用、インフラは適材適所で。みずほ銀行が取り組むFinTechの今
ここ最近、急激に耳にするようになった言葉の1つに「FinTech」がある。これはFinance(金融)とTechnology(技術)を合わせた造語だ。今、金融業界ではクラウドやビッグデータ、AI、ブロックチェーンなどの技術を活用し、ITによるデジタル変革を積極的に推進し始めている。ガートナーが主催した「ITインフラストラクチャ & データセンターサミット 2017」(4月28日開催)では、みずほ銀行 IT・システムグループ専門役員 加藤 昌彦氏が登壇し、みずほフィナンシャルグループ(以...
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2017/03/03
特別鼎談「データ仮想化の大いなる可能性を探る!」(後編)
前回に引き続き、「データ仮想化」についてお届けする。企業内のさまざまなシステムやデータベースに散在しているデータを論理ビューにまとめ上げ、データウェアハウスのような大掛かりな仕組みを構築・運用することなく、データベースを「仮想的に統合する」というソリューションだ。このデータ仮想化を実現する代表的な製品の1つが、レッドハットが提供する「Red Hat JBoss Data Virtualization(JDV)」だ。同製品の特徴や強みについて、レッドハットの河野恭之氏と、日本ヒューレット・パッカ...
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2017/02/10
特別鼎談「データ仮想化の大いなる可能性を探る!」(前編)
ビッグデータがバズワードから現実的なビジネス課題へとシフトし、その先のIoTやオープンデータ活用といった次なるデータ活用のテーマが見えてきている。このデータ活用の鍵となるテクノロジーのひとつが「データ仮想化」だ。これは一体どのような技術で、企業に何をもたらしてくれるものなのか? 世界中で広く使われているデータ仮想化製品「Red Hat JBoss Data Virtualization(JDV)」を提供するレッドハットの河野恭之氏、そして同製品を使ったソリューションを国内で広く展開している日本...
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2017/01/05
プライバシー専門人材の市場が生まれる!データ保護責任者(DPO)とは何か?
多くの日本企業では、個人情報の保護は重要であると認識していても、専門の部署や専任者を配置するまでには至らず、セキュリティ部門やコンプライアンス部門等が兼務しているというのが実態ではないだろうか。一方、欧米では、プライバシー保護の専門能力を有した人材(プライバシー専門人材)を採用する企業が多く、さらに昨今の規制強化の潮流を受けて人材需要が拡大を続けており、プライバシー保護は将来性のあるキャリアと考えられている。今回は、EUで導入されるデータ保護責任者(DPO:Data Protection Of...
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2016/12/27
PostgreSQL for Auroraで、オンプレミス商用データベースのクラウド移行は加速するか
12月15日、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)が、11月29日から米国ラスベガスで開催していたカンファレンスイベント「re:Invent」の報告会を開催した。re:InventはAWSの世界最大のカンファレンスであり、マーケティングイベントではなく参加者自らが学ぶ機会を得る「学習型カンファレンス」であることが特長だ。AWSの業績は、12月の売り上げ13ビリオンドルで年率55%の成長を続けている。顧客も数百万を超えるアクティブカスタマーがある。リージョンも増えており、カナダ、ロンド...
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2016/12/07
デジタルラジオ放送でドライバーに的確な情報を――アマネク・テレマティクスデザインCEO 今井武氏
カーナビは目的地までの最適な経路を案内をするだけではなく、周囲の交通情報や気象情報を受信することができる。走行履歴を有効活用する取り組みも始まった。……というのが3年半前の話。振り返ればビッグデータ分析とIoTの初期の取り組みでもある。現状はデジタルラジオ放送を通じた情報配信へと発展している。
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2016/11/29
デジタルビジネスの推進には、ビッグデータへの取り組みは不可欠――ガートナー鈴木雅喜氏
デジタルビジネスへの転換が企業に求められている中、ビッグデータ活用の重要性はさらに高まっている。しかし、現実的には大きな成功を収めている日本企業はほんの一握り。実際の取り組みを継続できないケースも見られるようになった。ガートナー主催イベント「Gartner Symposium/ITxpo 2016」において、ガートナー リサーチ バイス プレジデントの鈴木雅喜氏が、ビッグデータの活用に向けた取り組みを成功させるためにCIOがなすべきことについて提言が行われた。
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2016/09/09
小手先のワードに振り回されるな!10年後も戦える企業であるために【戦略的データマネジメント講座】
コンピューターは効率化とともにありました。正確に、迅速に、安く――当初「計算機」と呼ばれたコンピューターは何より会計に利用されることになります。そこで求められたことは1円の狂いもない正確さです。しかし、これは1998年の検索サービス登場以降、劇的な変化を迎えます。検索の結果が正確であることは誰も保障しません。つまり、“なんとなく正しい”ことがコンピューターに認められるようになったのです。そして、今また、大きな変化を迎えています。データ分析の先に機械学習が、人工知能が見えてきました。
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2016/08/01
PDCAサイクルからOODAループへ!改善プロセスの考え方を見直そう【戦略的データマネジメント講座】
「情報システム部門はコストセンターである」。これがこれまでの常識でした。しかし、大量データ分析の基盤が手の届くものとなった今、データ分析の結果を外部提供することによって情報システム部門はプロフィットセンターにもなり得ます。データ分析の基盤を貸す、という方法もあるかもしれません。今、データマネジメントを支える要素技術の進歩がビジネスの姿を大きく変えようとしています。
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2016/07/05
無駄なIT投資していない? データ分析基盤構築とツール導入の要諦【戦略的データマネジメント講座】
無駄を解消することと、無駄の反対語を実現することは同義です。それでは、無駄の反対語状態とはどんな状態でしょうか。勝利条件の設定がゲーム成立の条件であり、ゲーム開始の合図になるように、データマネジメントを考えるにあたっても無駄の反対語状態を定義することからスタートします。
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2016/06/17
コグニティブビジネスは今や実用段階へと突入――IBM Watson Summit 2016が開催
5月25日から2日間、日本IBMは「IBM Watson Summit 2016」を開催した。同社が進めているコグニティブビジネスやIBM Watsonの最新状況ほか、インキュベーションプログラムやブロックチェーンに関する取り組みについても発表された。