野村総合研究所(NRI)は16日、ASP型PC運用管理サービスの申込受付を開始した。実際のサービス提供開始は10月1日を予定している。
今回新たに受付を開始したのは、NRIが今年1月より提供を開始しているオーダメード型PC運用管理サービス「PCLifecycleSuite」のレディメード版。PCLifecycleSuiteではNRIの長年のPC運用実績をベースに、個々の顧客の要望に対応したアウトソーシングサービスを提供している。
新サービスでは、PCLifecycleSuiteのノウハウを標準化。より手軽に利用できるASP型サービスとして提供する。同社では、標準的な運用方式を適用することによって、一般的なPC運用コストは約50%削減できるとしている。新サービスの概要は以下の通り。
- PC運用コストの削減
PC管理を最適化されたサービスメニューでフォローすることで、各社の独自フローに従った場合に発生するムダをカット。また、ASP型共用サービスの利用によりインベントリ収集やセキュリティ対策、APL配布などの管理システムの運用コストを削減する。
- PCのビジネス継続性向上
ユーザデータ・設定情報のポータビリティを担保することにより、障害発生時の代替環境への迅速な移行を可能とする。
- データストレージ支援
1PCあたり15GBのストレージを提供することにより、データバックアップや新機種への移行を支援する。
【関連リンク】
・ASP型PC運用管理サービスの申込受付を本日より開始(プレスリリース)
・2008年10月、NRIがPC運用の新スタンダードを発表します。
・PCLifecycleSuite