日本IBMは、データをインターネット経由で保管するサービス「IBM インフォーメーション・プロテクション・サービス リモート・データ保護(以下、リモート・データ保護)」を発表した。サービスの提供開始は、8月1日から。
このサービスでは、ユーザーのPCやファイルサーバからIBMのデータセンターに、インターネットを介してデータのバックアップを行う。サービスを利用する際には、データの暗号化や自動取得、復元などを行うための専用ソフトウェアをインストールする必要がある。バックアップは更新された差分が取得され、頻度や対象フォルダなどを設定することもできる。
このサービスは、その料金形態に特長がある。実際に保管しているデータ量に応じて課金する形態で、ユーザー毎やパソコンなど機器毎の課金ではなく、すべてのユーザーおよびすべての機器から取得したデータ量の合算で使用料金が決まる。保管期間が最も短い1週間の場合は、1ギガバイトあたり950円となっている。
また、通常のオンラインストレージと違い、より中堅企業向けのデータ保護を想定したサービス「リモート・データ保護エクスプレス」も用意されている。
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