日立は、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」と、グローバルに実績を持つセールスフォース・ドットコムの営業支援や顧客管理、フロントオフィスのソーシャル化を実現するアプリケーション基盤を連携し、企業内外での情報共有・活用による、変化に即応できるアプリケーションの開発・検証など、ソリューションの強化に取り組んでいくという。
今後、日立グループをはじめさまざまな実業分野において、新サービスの適用・検証をすすめ、「Harmonious Cloud」のサービスメニューとして、順次、提供していくとしている。
さらに、日本やアジアの製造業を中心に約5万社の企業ユーザーを持つ日立の企業間メディアサービス「TWX-21」と、国内や米国、欧州中心に10万社以上のセールスフォース・ドットコムユーザーやパートナー企業が利用するマーケットプレイス「AppExchange」を連携させるなど、日立とセールスフォース・ドットコムで実績のあるマーケットプレイス間のコミュニティ連携を図ることで、双方のマーケットに必要なサービスを相互に提供し合い、新サービスを試行・評価検証できる環境を実現するという。
日立は、グローバルで高い競争力をもつパートナー企業との連携を強化し、高信頼なクラウドをグローバルに提供するためのエコシステム(生態系)の構築を進めているという。今回のセールスフォース・ドットコムとの連携強化は、注力分野の1つであるクラウド事業の強化に向けた取り組みの一環だとしている。
■日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のWebページ
http://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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