「遠隔バックアップ for NetApp」は、ニフティクラウド内にNetAppストレージの対向機器を用意し、Data ONTAP環境で提供するSnapMirror/SnapVault機能というNetAppの環境に対応したバックアップソリューションを実現したという。これにより、オンプレミスとクラウドをシームレスに連携し、バックアップ環境の導入・運用の費用や工数を抑えることができるとしている。
発表によると「遠隔バックアップ for NetApp」の概要は次のとおり。
・迅速・簡単に遠隔バックアップ
東日本あるいは西日本のリージョンを選択でき、遠隔地へのバックアップを簡単に実現可能。ニフティクラウド内にバックアップ環境を用意するため、機器を保有する必要がなく、迅速で簡単に利用可能。
・ニフティクラウドの仮想サーバーと連携可能
バックアップしたデータを、プライベートネットワークを通じてニフティクラウドの仮想サーバーから参照可能。非常時のDRサイトの構築だけでなく、ビッグデータなどにも利用可能。
・要件に応じて選択できるセキュアなネットワーク
ユーザーのシステムのセキュリティポリシーや必要帯域等の要件に合わせて、インターネットVPN、専用線、閉域網の中から最適なネットワークを選択して利用可能。
・増加するデータに合わせた柔軟なリソース追加
バックアップデータの増加状況に合わせて自由に容量を追加可能。オプションの自動容量拡張オプションを利用することで、リソース追加の手続きも簡略化可能。
・SnapMirror/SnapVaultの両ライセンスに対応
NetAppのデータレプリケーション・ソフトウェアはSnapMirror/SnapVaultの両ライセンスに対応。
利用料金は、初期費用が52,500円(税込)で、月額費用は42,000円(税込)/TB。利用にあたっては、要件に合わせて、インターネットVPNかダイレクトポート(専用線・閉域網 接続サービス)のネットワークサービスを契約する必要があるという。
■「遠隔バックアップ for NetApp」の詳細
http://cloud.nifty.com/service/netapp.htm
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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